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ポケモソ擬人化を扱うブログです。 BLエログロを許容できる方推奨。
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2026/04/02(Thu) 11:26:48
拾ってきたバトンを走ってみた。
相も変わらずカオスカオス!!
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2009/03/07(Sat) 04:31:14

「ととさま」

幸せそうに破顔して駆け寄る子供。
向かう先は唯一の肉親の元。
唯一、肉親と思っている父の元へ走る。

「ととさま、だいすき!」

優しい笑みを浮かげた父の腕の中に飛びつく。
首に細い腕を巻きつけて離れないようにしっかりと、しっかりと。

「僕も、愛してますよ。日隠」

小さな我が子を抱きしめて、
何度目かもわからないくらい口にした言葉を、また囁く。
それが別れの言葉と知っていて。

「愛してます」

まるで恋人との別れのように名残惜しそうに柔らかな頬を撫で、
日隠を残して閉鎖された泥沼のような屋敷の入口に立つ。

何も言わず、ただ玄関に立ちつくす子供を残して。
因縁の渦巻くこの家の外へ足を踏み出すこともできない、可哀想な我が子を残して。

「ととさま、いってらっしゃい」

無垢な笑顔を背に、集落を後にした。



(無垢で、しかし無知ではない)
(彼自身がそれに気づくのはいつの話か)

2009/01/26(Mon) 23:31:18
六連鎖目で出て思いっきり噛み付くとこだった…



2009/01/26(Mon) 04:08:03

鞘が笑うのがうれしい。
笑ったのか分からないくらい小さく、だけど。
本当に、心から笑ってるから。
嬉しくて、それが幸せなんだよ、と言ったら分からないという顔をされた。
それでもって、声でも分からないと言われた。

笑える時間があるってことは、幸せなことなんだよ。
知っててね。

君は今、幸せなんだ。

こっそり秘密基地みたいなお昼寝用の木蔭があることも、
好き嫌いがあって、嫌いなものを口に入れるとちょっと眉間にしわが寄ることも、
こうやって話してちょっとずつでも分かりあえることも。

ずっと無表情だった君が、色を持っていくこと。


それは、この空が地の果てまで続いてるくらい、すごく素敵なことなんだよ。

2009/01/12(Mon) 06:02:32

カー…ン

 

ふと通り過ぎた道すがら、結婚式だろうか、
純白に身を包んだ男女を盛大に祝う集団に出くわした。
祝われる方も祝う方も、幸せな笑顔に溢れている。
ライスシャワーを浴びる式の中心にいる男女は、照れくさそうに寄り添っていた。

羨ましい。

親族友人に祝われることはもうない。
が、そんなことはどうでもいい。
逃亡している身にそんなことは望まないし、
何より、危険を冒してまで連れ出してくれた彼に失礼だ。

羨ましいのは何より、永遠を誓う行為。

彼と自分の「永遠」の長さは違う。
出会うまでに既に100も生き、この先も永く生き続ける彼と、
たった20しか生きておらず、先は刹那の生の自分と、
…永遠は、誓えない。
どうやっても、彼を置いていく。

自然の摂理に従順に時を刻むこの体は、100も年を数えないうちに朽ちる。
いや、それが普通なのだ。
特殊な家系に身を置く彼と肩を並べられるはずがない。

「置いて、行くのか…」

辛い。
彼を置いていくことが。
永遠を、誓えない。
彼の傍に、居られない。


知らず足を止めていたらしい。
結婚式に見入っていると取ったらしい参列者が、興奮冷めやらぬまま近づいてきて手を取った。
参列に混ざるといいと、抵抗もしないこの身を引く。
目の前には見ず知らずの自分に笑顔を向ける新郎新婦。
永遠を誓いあった、幸せな。
不器用に「おめでとう」と告げると、顔を綻ばせて「ありがとう」と返ってきた。
羨ましい。

羨ま し い

リーン…ゴー…ン…

頭上から唐突に鐘の音が降ってきた。
普段は使われない教会の聖銀の鐘が、二人を祝うためだけに音色を紡いでいるのだ。
それはあまりに神聖で、

血が逆流するような気持ち悪さに襲われて思わず膝を折った。

リー…ィン…

ぐわん、と頭が揺れる。
脳が沸騰しているかのようだ。
心配する新郎新婦をよそに、無情にも鐘は鳴り続ける。

ゴ………ォン…

霞む意識の中、
真っ赤に染まった視界に彼の幻が映った。

…―ン

 


(彼の身に聖銀は毒だと聞いた
では、聖銀を毒と判断したこの体は一体何を意味するのか)

2009/01/07(Wed) 01:06:30
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