ポケモソ擬人化を扱うブログです。
BLエログロを許容できる方推奨。
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2008/04/13(Sun) 13:14:20
「なあ、彩翔。
人はどうして争いを好むのかな」 元から細い目をさらに細めて、 抱き込んだ彼に問う。 鼻で笑った彼は、きっと答えを知っている。 だが、体を包みこむ腕に擦り寄らせて目を閉じた。 「それは『人』である貴方のほうがご存知でしょう?」 人でない自分には到底分からない、と嘘ぶいて、 寂しそうに微笑んだ。 頭を掻き交ぜていた手が、ぴたりと止まる。 何事かと見上げれば、彼は悲しそうにはなだ色の瞳を見下ろしていた。 「はなだ、お前は 生まれてきて幸せだったか?」 煙草の煙が風に流される。 それを目で追っていた彼は、何を今更と、純真無垢な笑みが顔を埋め尽くした。 「はな はね、お父さんといれて、すごく幸せなの!」 「お前は本当に役立たずだな」 地面に転がった体に投げ掛けられる容赦ない言葉。 それでも彼は必死に縋った。 拾いパートナーにしてくれた恩に報いるために。 「まだ、やれるっス…!」 ぐ、と立ち上がるために支えにした腕を蹴られた。 バランスを崩して、顔面から地面に落ちる。 「使えない奴は、捨てるだけだ」 無機質な表情に、泣き叫びそうになった。 2008/04/07(Mon) 09:50:09
唇を重ねる。
乾いた薄いそれは、柔らかく熱を持っていて、 重ねる回数を増すごとに湿っていった。 遊び半分に甘噛みすると、相手が低く笑う。 既に、この手の襲撃は慣れているのだろう。 長く骨張った指が頭にまわされ、 ぐ、と引き寄せられた。 二人の隙間がなくなる。 腰まで抱かれて、 大人しくしてるなんて 全く今日はどうかしてる、とぼんやり思いつつ、 されるがままに唇を交わらせた。 やがて軽い口づけから、相手が舌を絡めてきた。 歯列を割って入ってくるそれに、自分の舌を突き合わせる。 舌先を舐められる感覚に、肌が粟立った。 唾液を垂れ零しながら、口づけはエスカレートしていく。 絡めた舌に歯を立てられた。 先程唇を噛んだお返しだろう、力は入っていない。 ふと、このまま舌を噛み切られたら自分はどう反応するかと考えてみる。 自惚れではなく愛されている自信はあるから、きっとそんなことは有り得ないのだろうが、 もし噛みちぎられても自分は納得するのだろう。 それが彼の愛情なら。 「なあ、しずめ。 俺、お前にならこの舌噛み切らせてやるよ」 唐突な発言に、盛大に眉間にシワを寄せた彼が可笑しくて、 広い背中に腕を回す。 「俺はお前が好きだから」 2008/04/07(Mon) 09:34:42
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