ポケモソ擬人化を扱うブログです。
BLエログロを許容できる方推奨。
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首の噛み痕をゆっくりと舌が這う。
唇が震える。 楽しそうに喉で笑う声が聞こえる。 しかし、それは長く続かない。 ふと真面目な顔に戻って、彼はゆっくりと絡んだ髪を指で梳いてくれた。 「わりぃな、表が起きた」 口惜しそうな彼の声。 「俺は、このままで大丈夫ですよ」 肩にわだかまる服を直しながら薄い笑みで返すと、頬をひと撫でされた。 触れるその手に擦り寄る。 名残惜しいと言うように唇の上を親指が滑った。 その甘い行為とも暫くのお別れ。 普段の彼になれば、攻守逆転。仕掛けるのは自分の役目になる。 「この続きは、次の機会にお預け、な」 「ええ、分かっています」 漆黒の髪に手を伸ばす。 存外柔らかなそれに指を通しながら、見上げていた頭を抱き寄せた。 すんなりと従い、特に柔らかくも無い胸に落ちる。 彼はひとつだけ心臓の上にキスを落として、瞳を閉じた。 「おやすみ、壱澄。…またな」 そうして深層の奥深くに沈んでいく彼の代わりに、目覚めた彼が浮上してくる。 震える瞼に口付けを落とせば、ゆっくりと赤い瞳を覗かせた。 「おやすみなさい、紀くん。 また、会える日まで…」 そうして状況がよく分かっていない彼を抱きしめて穏やかに笑うのだ。 「おはようございます、紀くん」 2008/03/15(Sat) 16:52:15
立ち寄ったコンビニでレミロメの3月9日が、ゲーセンでぐりーんの愛唄が流れました。
私から かないず を取ってはいけないと何かの力でもはたらいているのか(笑) 笑った貴方の顔が好きです。 眉を八の字にして、赤い瞳を瞼の奥に隠して、 顔のパーツ全てを使って屈託なく笑う貴方の笑顔が大好きです。 男性に言うのも失礼ですが、まるで花が咲いたような笑顔だと思います。 俺は、少しでもその笑顔をつくる手伝いをできたでしょうか。 貴方の支えになれていたでしょうか。 もしも、俺にとって貴方がそうであったように、 貴方にとって俺が かけがえのない何かになれていたら、 それほど幸せなことはないでしょう。 2008/03/11(Tue) 23:25:33
「なぁ、はなだ。
人は苦しいとき、誰かが一緒にいてくれるだけで安心できるんだ」 「だから、苦しんでる人がいたら一緒にいてやるんだぞ」 そうやって眉間に皺を寄せて笑いながら、 後ろに流した髪を風に遊ばせて 彼はタバコをふかしながら頭を撫でてくれた。 静かな静かな雨の日の午後。 骨が軋むほどに体を拘束しているのは、 「笑わなくなった」「お父さん」だった。 虚ろな目でどこか遠くを見つめながら、口にするのは知らない名前。 限界を知らない腕力は小柄な身に悲鳴をあげさせる。 だが、彼自身は一言も発しない。 力任せの抱擁に身を任せて、 静かに目を閉じて呟かれる言葉に耳を傾けた。 苦しいときは側にいると、「彼」と約束したから。 雨がさらさらと窓の外の世界を変えていく。 「辛いときは、側にいるよ?」 それだけが、彼に出来る唯一の恩返し。 だけど彼の心が、いつか本当に安らげる日がくることを祈りながら 鼻を掠めるタバコの香りに身を委ねた。 5年後くらいにはリーさんとマスターは別人だと気付く はなだ。 それでもリーさんの側にいると決めたのは、他ならぬ はなだ の意思。 2008/03/11(Tue) 02:32:53
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